古いカメラのメーカー・型番はどこを見る?
「型番を確認してください」と言われても、そもそもどこに書いてあるのか分からない、という人がほとんどだと思います。 ここでは、カメラのどの部分を見れば手がかりが見つかりやすいかを、順番に説明します。
まず、正面と上面を見る
レンズの周りや、カメラの上のでっぱり(プリズムの部分)に、メーカーのロゴが入っていることが多いです。 「Canon」「Nikon」「OLYMPUS」「PENTAX」のようにアルファベットで書かれている場合と、 かなり小さい文字で刻印されているだけの場合があります。
製品名(型番)は、その近くか、シャッターボタンの周りに書かれていることがあります。 アルファベットと数字の組み合わせ(例のような形式で「○○ 35」「○○ FX」など)になっていることが多いようです。
レンズそのものにも書いてある
レンズを外せるタイプのカメラの場合、レンズの筒の部分にも文字が刻印されています。 ここにはレンズを作ったメーカー名と、焦点距離やF値と呼ばれる数字(「50mm 1:1.8」のような表記)が書かれています。 これはレンズの情報であって、カメラ本体のメーカーとは違う場合もあるので、混同しないようにしてください。
底面を見る
カメラを裏返すと、底面にもメーカー名やシリアル番号(製造番号)が刻印されていることがあります。 三脚を取り付けるネジ穴の周りを見てみてください。
フィルムを入れる部分を開ける前に
フィルムカメラらしいと思ったら、裏蓋を開けてみたくなるかもしれません。 ただし、もし中にフィルムが入ったままだった場合、蓋を開けた瞬間に光が入って、 写っていた内容がだめになってしまいます。家族の思い出が写っている可能性もあるので、 裏蓋を開ける前に、フィルムカウンター(残り枚数を示す小窓)が本体にないか確認してください。
裏蓋の内側にも、メーカー名や型番が刻印されていることがあります。 フィルムが入っていないと分かった場合は、そこも確認してみてください。
革ケースの刻印も手がかりになる
カメラ本体に何も書かれていなくても、専用の革ケースに型番が箔押しされている場合があります。 ケースとカメラが必ず同じ型番とは限りませんが、参考にはなります。
「型番」と「製品名」は同じとは限らない
メーカーが呼ぶ正式な製品名と、通称として使われている名前が違うこともあります。 見つけた文字列をそのまま検索してみて、同じような見た目のカメラの画像が出てくれば、 大まかな種類の見当はつけやすくなります。
ここまでの確認
- 正面・上面のロゴと製品名らしき表記を見た
- レンズの刻印を確認した(本体とは別の情報だと理解した)
- 底面のシリアル番号を確認した
- フィルムが入っていないか確認してから裏蓋を開けた(または開けなかった)
- 革ケースの刻印も見た
次にすること
メーカー名や型番らしきものが見つかっても見つからなくても、次は「動くかどうか」を確認する段階に進めます。 シャッターが切れない、フィルムが巻けないといった場合は、次のページも見てみてください。